『ドッグフードの肉類について』

ドッグフードの肉類について

畜肉には(4D)として分類される食品として不適格品があります。

4Dとは

①死亡したものの肉
②死亡しかけていたものの肉
③病気であるものの肉
④負傷しているものの肉

これらは本来廃棄されるか、食用(人間)以外に使用されるべきですがペットフードや肥料に利用されることもあります。
死んだ肉や死にかけていた肉などはそれ以上に劣化防止を抑えるために薬剤が必要になります。

 

また、(ミートミール・ミートエキス・ミートボーンミール・畜肉産物・牛肉副産物・)などと表示してあれば普通の畜肉由来の素材だと思うでしょう。
ところがこのように表示される原材料の中には(尿・糞便・毛・膿汁・腫瘍肉(がんの部位)が含まれている可能性があります。

 

人間の場合は出荷以前の一定期間はこれらの薬剤類の投与が禁止されています。検査時に残留の値が基準以上であれば不合格になります。不合格になってしまったものは、ペットフードように利用される場合があります。

 

最低でも(牛肉・鹿肉・ラム肉・鶏肉・魚肉)と明示されているドッグフードを選ぶことがたいせつですね。